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予防診療
一生抜かずに済む歯へ
当院ではむし歯や歯周病の治療がゴールではありません。
大切なのは、患者さんに一生自分の歯で噛んでもらうことです。
スウェーデンでは、20年以上前から定期的な歯のメンテナンスを国民に義務付けた(最低3ヶ月に1度は歯のメンテナンスを受けるという義務)結果、80歳で平均25本の歯が残っているという驚くべき成果が現われています。(義歯を入れる人は人口のわずか1.7%です。)オランダでも同様な方法で80歳で25本の自分の歯を残すことを達成しています。
一方、日本では痛くなったときに歯科医院に通う、というスタイルの結果、80歳でわずか6本の歯が残っているのが現状です。
この違いをあなたはどのように感じましたでしょうか?
メンテナンスを日常的な習慣とするスウェーデンやオランダと、そうでない日本の現状を比較すると、その差は歴然とします。定期的なメンテナンスの頻度が後々の自分の歯の健康につながってくることがわかると思います。
一生、できるだけ自分の歯で過ごしたいとお考えの方に、当院では定期的なメンテナンスをお勧めしています。
予防診療の流れ
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歯やお口のなか、体調や日常生活などのことでなにか気になったこと、困っていることがあるかをお聞きします。
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むし歯、歯周病、以前に詰められたところは大丈夫かカルテを見ながら、お口の状態が良好かどうか、治療済みの場所にトラブルが起きていないかをチェックします。
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チェックした結果を患者さんにご報告し、ご説明します。
前回のメインテナンスのときとの違いや、ケアが上手になって改善しているところなども具体的にお話しします。 -
日常生活でどんなところに気をつけるとよいか、患者さんごとに歯ブラシや歯みがき剤の選び方などケアのアドバイスをします。
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歯みがきだけでは取りきれないプラークや歯石をすみずみまで取り除いてお口のなかの環境を整え、むし歯や歯周病の原因菌を減らします。
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フッ素は歯を強くし、むし歯予防にも効果があります。
クリーニングと同時に歯質を強化するフッ素入りのペーストを使いながら、歯の表面を磨き上げていきます。